倉敷芸術村

 

 倉敷芸術村 備前焼体験

tougei01◆芸術村ではどなたでも、備前焼の体験を楽しむことができます。曜日指定はありませんが、指導者の予定がありますので、事前に電話で確認をお願いします。

時間はAM10:00~16:00くらいの好きな時間
料金は粘土1Kg=3000円(燃焼費、指導料込み)

 

◆粘土1Kgで湯飲みなら3~4コ程度作れます。所要時間は2~3時間です。作品完成後、約1カ月後くらいには登り窯にて焼き上げます。郵送希望の方には実費にてお送りいたします。

 

◆手びねり以外にも電動ロクロの体験も出来ます。また、窯入れや窯焚きといった備前焼の醍醐味ともいえる行程を自由に見学していただくこともできます。(無料)窯焚きの日程は別途ご確認ください。由加窯では少なくとも1月に一度は窯焚きをしておりますので短期間で作品を手にすることが出来ます。

 

◆日本六古窯(備前、瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波)のひとつである備前焼が誕生したのは、一千年以上も前に遡ります。

 

◆上釉を使わず、備前土を松割木の炎で長時間焼き上げることにより独特の風合いが生まれます。その素朴でありながら、詫寂を秘めた深い美しさに観る人の心が奪われます。

 

陶芸工房

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◆登り窯の隣に、陶芸工房があります。20~30名分の制作スペースを用意してあります。一人で、グループで、気軽にご訪問ください。(日程調整のため、事前にご連絡ください)手ろくろを使い、湯飲み・マグカップ・茶碗・つぼ・花瓶・照明器具等、自由に制作することができます。

 

◆村長(田中常雄)が、初心者にも制作を指導いたします。初めての方も、安心して、ご訪問ください。

 

◆できあがった作品は、十分乾燥させ、登り窯に入るのを待ちます。備前焼では、釉薬を使用しませんので、成形後は、乾燥後の窯入れの際、まとめて他の作品と一緒に焼きます。タイミングによりますが、数ヶ月後には、お手元に届くことと思います。小さなものから、大きな壺まで作ることができます。登り窯であるので、大きな作品も大丈夫です。しかし、一度にたくさんの作品を焼くので、見分けるために何らかのマーク・記号等を目印に記入していただいております。

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◆陶芸工房の奥には電動ろくろがあります。電動ろくろの体験もできます。思い通りの作品が作れるようになるには、熟練が必要ですが、電動ろくろならでは作品づくりを体験することができます。ぜひ、挑戦してみてください。様々な作品が制作されています。制作の合間に、ご覧ください。

 

 

 

 

 

登り窯(由加山窯)

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◆登り窯は傾斜地を利用して作ります。登り窯で焼成した作品は、電気炉や石油炉と比べるとはるかに手間や時間が掛かりますが、趣のある風味のものを焼き上げることができます。 下方の焚き口で薪を燃やし、その熱が上方へ伝わる所に3つの部屋を作り、陶器を焼成する仕組みです。薪は昼夜休まず、1週間ほど燃やし続けます。

 

◆登り窯は、その作り方で微妙に焼き方が変化します。試行錯誤を繰り返した結果、とてもよい作品が焼けるようになりました。窯を作成するときには、窯作りに関心のある方と共に作成し、そのノウハウを伝えております。 窯の中の棚に、作品を並べます。3つの部屋がありますが、それぞれの部屋で焼き加減が変わります。また、同じ部屋の中でも熱の伝わり方は微妙に異なるため、ひとつひとつが異なった味わいのある作品に仕上がります。

 

 

 

窯出し

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◆登り窯の各部屋は、作品を収めた後に、煉瓦と土でふさぎます。焼き上がった後も、窯の中は大変熱くなっていますので、冷めるのをまってから、作品を取り出します。徐々に、煉瓦と土を取り除いていきます。

 

◆3つの部屋がありますが、冷め方も様々で、温度計で確認してから取り出します。煉瓦を取り除くと、作品が見えてきます。窯だしの時に、ご訪問いただければ、間近に見ることもできます。お預かりした貴重な作品をていねいに取り出していきます。

 

◆火のあたりかた、灰のかかりかた等によって、ひとつひとつが独特の風合いをもった作品に仕上がります。置き方によって、仕上がり方も異なります。灰に埋もれるようにおいたり、灰の多くかかる火の近くの棚においたりすることによって、意図的に仕上げることもできます。

 

 

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